コヤブ・ボード
2010年 02月 05日
購入を決定した主な理由は、以下の2点。
①価格が安い!・・・ボクが手に入れたのは“TINY”という一番安いモデル(定価147,000円)だけど、アウトレット品だったので、10万以下で購入。ボディの塗装面などに若干難アリということだったのだけど、大きなキズなどは目に付かない。もちろん音もちゃんと出る(笑)
②専用弦がなくても、ギター弦・ベース弦を使用できる。・・・チャップマン・スティックは専用弦しか使用できない。入手先も限られているし、1セット5,000円~。だから、楽器店でバラで購入できるコヤブボードのほうが便利。ボクは10数年前、「スタインバーガー」のギターを購入したのだけど、交換が簡単な専用弦を使用するものだった。専用弦が箱売り(10セット)でしか購入できなかったので、経済的にも、入手にも、たいへん苦労した覚えがある(結局、普通の弦が使用できるアタッチメントを購入しそれは解決したのだけど・・・)。
さらにコヤブ・ボードとチャップマン・スティックの比較をすると、
スティックが34~36インチスケールなのに対して、コヤブボードは30インチスケール。・・・手の小さいボクには少しでもショートスケールで軽量なものがいい。
スティックが中央から外側に向かって低音弦→高音弦の構成になっているのに対して、コヤブボードは、その逆・・・外側から中央に向かって低音弦→高音弦の構成になっている。
さらにスティックが演奏者側に低音パート、その反対が高音パートになっているのに対し、コヤブボードは演奏者側に高音パート、反対側が低音パートになっている(スティックが両手を交差する(クロスする)システムなのに対して、コヤブボードはアンクロス・システムと呼ばれているようだ)。
コヤブボードは、低音弦側は左手、高音弦側は右手で演奏することになるため、基本は専用スタンドで固定して、アップライト・ベースのように構えて演奏する。
マニュアルに書いてある基本チューニングは、(12弦)C#-F#-B-E-A-D-B-E-A-D-G-C(1弦)。高音パート(12~7弦)は4度チューニングなので、ギターやベースをやっている人なら、割りとわかりやすいと思う。逆に低音パート(6~1弦)は、5度チューニング。外側から内側の配列になっているので、ちょっと混乱します(笑)
スティックを演奏したことがないので、はっきり断言できないのだけど、ギターやベースを演奏する人にとって、弦の配列が完全に異質なスティックを演奏するよりは、コヤブ・ボードのほうがはるかに「とっつきやすい」と思う。メロディはすぐに弾けるもんな。
↓指版上の音を把握するために、簡単な表をつくってみた。
例としてCのメジャー・スケールも載せたのだけど、やっぱり低音パートが難しそう(笑)。
コヤブ・ボードのホームページにもタブ譜はのっているのだけど、楽しく練習できるように「チョ○ボのテーマ」の一部をタブにしてみた(↓)
あと、
タッピング楽器は、きちんとミュートすることが大切。指版と弦の間に、消音用のスポンジみたいのがはさんであるんだけど、きちんとミュートできないので、とりあえずヨメの髪留めをもらってつけました(↓)。
なんか毛みたいにモジャモジャ(笑)。そのうちかっこいいのをつくってもらおう。
・・・練習をがんばってみるけど、ちゃんと演奏できるようになるのは、いつのことやら。トホホ・・・。